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蒼天の拳

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1話:賞金首・閻王

2話:江胡の義気

3話:北斗を継ぐ者

4話:蒼天に願え

5話:上海に立つ

6話:虐殺の処刑遊戯

7話:激突

8話:地獄の神に祈れ

9話:血塗られた宿命ゆえに

10話:北斗同士の戦い

11話:龍に問え

12話:復活の狼煙

13話:狂気の果てに

14話:運命の旅

15話:美しき馬賊

16話:安息の地を求めて

17話:死の宣告!堕天掌

18話:北斗曹家拳の闘気

19話:毅然たる献花

20話:運命の悪戯

21話:燃えたぎる対峙

22話:張太炎の奥義

23話:忘れ得ぬ痛み

24話:深く強き想い

25話:祝宴と銃声

26話:より良い明日へ

作品情報

かつてのヒット作品『北斗の拳』の過去を描く物語で、北条司の「エンジェル・ハート」(シティー・ハンターの実質的な続編)と共に掲載誌『週刊コミックバンチ』の中心的役割を果たしていた。コミックバンチ創刊準備号および創刊号の表紙を飾り、紙面最初の1ページ目を巻頭カラーで飾った作品である。 雑誌『ラジャー』Vol.001(ゴマブックス・2006)の取材に答えた堀江信彦バンチ編集長によると、本作品は『北斗の拳』サーガの「エピソード3」、週刊少年ジャンプに連載された『北斗の拳』は「エピソード4」にあたるという。 『北斗の拳』と同じく原哲夫が作画をしているが、今回は堀江信彦が原作執筆をしている[1]。前作『北斗の拳』で原作執筆を担当していた武論尊は今回「監修」に回り、アドバイザー的な立場とされている。本作では前作のような豪快過激な暴力描写や、武士道やキリスト教的感傷性豊富な教訓譚などはあまり見られず、絵以外、基本的作風が異なる。 主人公は北斗神拳伝承者の霞拳志郎で、『北斗の拳』のケンシロウの2代前の伝承者であり、ケンシロウの血縁的描写があるものの、関係ははっきりとしていない。ケンシロウがストイックで無口であったのに対して、霞拳志郎の人を食ったような言動や性格付けは、同じく原哲夫による連載漫画『公権力横領捜査官 中坊林太郎』の主人公である中坊林太郎に近い。これは「もし中坊林太郎が北斗神拳を使えたらどうなるだろう……?」という、原哲夫が打ち合わせの席上で漏らした一言が企画の端緒であり[4]、原・堀江の感じるヒーローの理想像を窺うことができる[2]。なおケンシロウが20代前半として描写されていたのに対し、霞拳志郎は30歳ぐらいとして描写されているため、大人のキャラクターとしての性格が強い。 舞台設定は1935年頃の主に上海。日本を含め海外の列強勢力が多く入り込んでいる当時の中国の状況を踏まえ、様々な社会的立場のキャラクターが登場する点は、核戦争によって文明と秩序が崩壊し単純化された世界を舞台とした『北斗の拳』との大きな違いの一つ。一方、それらのキャラクター同士の接触・対話の比重が多いため、『北斗の拳』ほどには北斗神拳を駆使して戦うといった場面は見られない。また、ストーリーや設定には『北斗の拳』と相容れない部分も多い。
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